アマゾンの電子書籍リーダーのkindleですが、購入するときにいくつものオプションを選ぶという、決断力を要求されるまるでスタバコーヒーのような商品です。
今回は、そんな悩ましいオプションについて解説していきます。
そもそもKindleだって3種類もある
Kindle(キンドル)は3種類のデバイスがリリースされています。
値段が低い方から
それぞれの違いをチェックしてみます。
電子書籍を保存できるメモリーサイズが小さいKindle
Kindleは4GBのみリリースされていますが、PaperWhiteとOasisはそれぞれ8GBモデルと32GBモデルが存在します。口コミを見てみると、コンテンツ(書籍)は白黒でそれほど大きくなく、出先で何冊も参照するケースはあまりないので4GBで問題なし、というコメントが多くありました。
大容量を望む人のコメントは、多読の人、いろんなジャンルの本を読む人、漫画をKindleで読む人(冊数が多いから)が多いようです。
ディスプレイについて
Kindleはなぜ目にやさしいか、というと最近カットされまくりのブルーライトがでない(白黒だから)のもありますが、普通の液晶はバックライトといって目に向かって光が放射されるのに対し、Kindleはフロントライトという液晶自体を照らすライトだから、だそうです。
またスクリーンは電子書籍リーダー専用のディスプレイに300ppiの高解像度というのは共通ですが、Kindle Oasis だけ7インチと大きめになっています。
その他Oasisは値段なりの技術搭載
さすが倍以上の値段設定になっているOasisは、気になる機能だけでも色調調節ライト(スクリーンの色調を明るいホワイトから暖かみのあるアンバーへ調節する機能)や、明るさ自動調整機能などがありますが、読書家と行っても通勤時に本を読むぐらいのぼくにはちょっと高嶺の花ですね。。
3機種の比較表はこちら
名称 | Kindle |
Kindle |
Kindle Oasis |
価格 | ¥8,980 | ¥13,980 | ¥29,980 |
ディスプレイ | 6インチ | 6インチ | 7インチ |
容量 | 4 GB | 8GB/32GB | 8GB/32GB |
解像度 | 167ppi | 300ppi | 300ppi |
フロントライト | LED 4個 | LED 5個 | LED 25個 |
重量 | 174g | 182g | 188g |
防水 | - | ○ | ○ |
フラットベゼル | - | ○ | ○ |
色調調節ライト | - | - | ○ |
明るさ自動調節 | - | - | ○ |
自動画面回転 | - | - | ○ |
ページ送りボタン | - | - | ○ |
ネット | Wifi | Wifi or Wifi+無料4G |
Wifi or Wifi+無料4G |
そんなこんなでKindlePaperWhiteを買ったぼくの選択肢
アマゾンプライムデーなどのイベントでは必ずかなりの値引率で攻めてくるアマゾンデバイス。数年気になっていたKindle、さらには値段差がなくなってきたKindle PaperWhiteをポチったのですが、ポチるまでにいろいろ選ぶ必要があります。
WifiもしくはWifi+4G回線
なんとKindleに4G回線サービスがついてるんですね。端末代が5000円ほど高くなりますが、支払いはこの初期コストだけ。ケータイのように月額の請求はないそうです。
このサービス、日本国内のみ、マンガなど一部大容量コンテンツは4Gでは落とせないようです。
ですが、うちのWifiでコンテンツをダウンロードすればOKだし、どうしても外出時にダウンロードしたいならスマホのテザリングでやれば済むこと。
無駄に5000円かける必要なし、と判断しました。
メモリーサイズ8GBか32GBか
出先では1~2冊ぐらいを読み、読み終わったら自宅wifiで書籍を入れ替えればいいとおもってる僕としては8GBメモリーで憂い無し。
ただ32GBにしても2000円しかあがらないんですね。メモリーの価格として8GBと32GBで2000円差って安い...いいや、そういうのでチャリンチャリン取られてくんだ。
ここは心を鬼にして必要なものだけチョイスです。
広告あり・なしで影響ある?
広告ありモデルは、ユーザーに広告を許容してもらうかわりに広告なしモデルに比べて2000円安くしてくれる、というもの。
では安いのを買って、広告が出てきてうざくない?インターネットみたいに?という心配は不要です。
広告は待受画面とホーム画面だけ
Kindleの広告なし版は使ったことがないので、実際に広告はこれ、というのを教えてもらって気づいたほどでした。
待受画面の広告はこれ。
電源入れてもホーム画面にするにはこの「広告」をスワイプする必要があります。このワンアクションの手間で2000円安くなるなら、「おかわり」したくなる。。。
ホーム画面のはこれ。
下側に、「Kindleストアでお気に入りの1冊を見つけよう」ってあるのが広告。
ぜんぜん邪魔じゃありません。繰り返しますが、読書画面にはでないので全然ジャマじゃないっす。
Kindle買おうとするとやたらアクセサリをおすすめしてくるんだけど
さて、Kindle本体のオプションはこのような感じで必要なものだけ積んでいらないものは排除してデバイスを決定します。
でポチッとしようとすると、なにやらやたらおすすめしてくる アクセサリーがあります。
ケースは必要、だけどコレじゃない
ケース、もしくはカバーはKindleの液晶を保護するために重要です。とくに通勤中に使う場合、不用意にカバンに入れたりすると、たまたまボールペンやUSBケーブルが液晶を攻撃してた、なんてことにもなりかねません。
でもケース(カバー)は1000円台であります。純正で高いケースはそれなりに良いところもあるとおもいますが、機能を満たせば十分かと。
必要な機能は、Kindleの形状を殺さない「薄くて」「軽くて」そしてオートスリープ付きです。
保護フィルムは必要かな
読書のたびに液晶を触っているので、保護フィルムもあったほうがいいかと。ですがまちがっても「高光沢」とかはやめてください。Fireと兼用なのか、そういう商品があったのでびっくりしました。
画面に光沢を出すなんて、せっかくのKindle読書専用E Inkスクリーンが死んじゃいます。読書中の画面が天井のシーリングライトを反射してるとか、目にもわるいです。
「反射防止」やノングレアというキーワードで探してください。
充電器はいらん
単なるUSBの電源プラグです。
いちおう5Wで1A出力のほうがいいですが、コメントにもあるように「数多くのマイクロUSB接続電子付きの端末に使用できます」とあるように汎用的なので、なにかしら自宅に転がっているとおもいますよ。
なお、マイクロUSBケーブルは付属しています。
最後に
いかがでしょうか。Kindle買うにしても、いろいろ決めていく必要があってなかなか手ごわいですが、プライムデーの安さにはオドロキでした。
次回はブラックマンデーかなー。