
うちには、10年前に買ったFujitsu LIFEBOOKというパソコンがいます。
当時はWindows7、その後Windows10へのアプデを経て、現在に至っています。
家電で10年モノといえば、「へー、よく持ってるね。(大切に使ってるんだね)」
ですがパソコンで10年モノとなれば「え?よく持ってるね。(アプリとか動くの?)」という反応が返ってきます。
これまでOSのサポートぎれに伴い新たなパソコンを購入するというローテで来ましたが、こいつの場合途中でWindows10アプデキャンペーンがあったのでここまで持ったわけですが、Windows10にしたおかげでめちゃくちゃ重い。。。
起動に10分とか平気でかかるので、ちょっと使うということがほぼ不可能、さらにWIndows10特有の半期に一度の機能アップデートが始まると1日上げっぱなしで放置していないと終わりません。
このたび、こどものリモート授業が本格化しそうなので、これでは使い物にならない、ということでSSD換装をやってみることにしました。
SSD換装とは
記憶装置のHDD(ハードディスクドライブ)を、SSD(ソリッドステートドライブ)に変更することです。
パソコンが上がっているときは、常にディスクアクセスのLEDが光り続けています。もうパワー的にアップアップなので、なにかを一時書き出ししては読み戻しして、というのを繰り返してるんでしょうね。
そのおかげで、なにをするにしてもモッサリしてる状態なので、この処理自体を早くしてあげるのが目的です。
SSD換装に必要なもの
まずはSSDです。
規格はFujitsuのHPにあるパソコンの仕様を確認しました(インタフェースSATA 3.0)
SSD搭載モデルがあるパソコンをお使いの方は、それと同じものを選択する、でもいいとおもいます。
容量に関して、元は750GBでしたが、もうこのパソコンにそれほどデータを貯めることはしないので、値段を抑えるため250GBに変更
それからディスククローンをするためのソフトウェア。急遽必要になったのでダウンロード版です。ま、そうじゃなくてもパッケージ版より安いダウンロード版を選ぶと思いますが。
最後に、クローンするときに新たに買ったSSDを外付けするためのHDDケース(とUSBケーブル) 。
SSD換装作業で思わぬ落とし穴が
SSD作業でキーになるのが、ディスクのクローンです。
いわゆる「コピー」と呼び分けているのは、ユーザが作成した「ファイル」などを丸ごとコピーするという意味でなく、ユーザが意図的にアクセスできないブートセクターなどの領域含めてそっくりそのまま、同じディスクを作ることなので、クローンと言っています。
そのため日常では使わないディスククローンツールを使うのですが、ぼくは何度かつかったことのあるAOMEIもしくはEaseUSを使うつもりでした。
ところが、ネットからダウンロードし、いざクローンしようとすると、アクティベーションキーを聞いてきて次へ進めない(EaseUS)。
新ドライブのSSDをフォーマットしてないから?とGPT形式やMBR形式にフォーマットしてもだめで、諦めて、AOMEIを入れ直したら、やっぱりシステムクローンもパーティションクローンも鍵マークがついてて、「金払え」的な表示。
2年前かな・・では普通に使えたのに。。。EaseUSに関しては、今年初めの時期なら、ディスクフォーマット形式に気をつければ無償でできたようですが、現在はアプデが入ってだめでした。。
どうせお金を払うなら国内ベンダーが出す商用ソフトウェアのほうがいい、とおもってHD革命を購入したのでした。
最後に
換装した結果、なんと電源ボタン入れてから数秒で起動するようになりました。感動です♪