黒シュナ・エマの日記

2014年3月31日生まれの黒ミニチュアシュナウザーエマとその家族の日記です

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Canon EOS Kiss X9 にダブルズームレンズキットは必要か?

昨年7月に発売になった、Canon EOS Kiss X9。

キャノンのエントリーデジタル一眼レフ EOS Kiss を比較 - 黒シュナ・エマの日記

ぼくはこのブログでも紹介しているとおりCanon EOS Kiss X7ユーザーなのですが、ダブルズームキットを購入してます。

つまり、EF-SマウントのCanon標準レンズをすでに持っているわけで、またダブルズームキットを購入するのは意味がない、とおもってました。が、しかし...

一眼レフはレンズが交換できるから

一眼レフは交換レンズを変えて、いろんなプロ並みの描写を得ることができます。そのため、さまざまなレンズが出ており、ものによっては車並み(!)のレンズもあったります。

家族旅行や運動会で高倍率ズームレンズを - 黒シュナ・エマの日記

でもぼくはそんなにカメラにお金をかけられないし、そこまで撮影テクがあるわけでもないので、高額なレンズなんて(横目で見つつw)眼中にありませんっ

 

そして、新型のEOS Kiss X9は、EOS Kiss X7と同じEF-Sマウントのカメラです。

EF-Sレンズは、キヤノン一眼レフカメラ、EOSシステムのうち、35mmフルサイズよりも小型なAPS-Cサイズのイメージセンサに最適化するよう開発した「EF-Sレンズテクノロジー」を搭載したレンズである。

EF-Sレンズは「EF-Sレンズテクノロジー」を搭載したため、EF-Sレンズ対応カメラにのみ装着可能である。またEF-Sレンズ装着可能カメラは、EFレンズおよびEFレンズマウント互換レンズの装着も可能である。

キヤノンEFマウント - Wikipedia

つまり、EOS Kiss X7持ちなら、EOS Kiss X9 を買う場合本体だけでいいのではないか、そしたら安く買えるじゃないか、とおもったわけです。

 

標準ズーム EF-S18-55mm

EOS Kiss X9のキットレンズの一つ、EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM。

コンパクトな標準ズームレンズ。優れた描写力を持つ非球面レンズの採用により、多彩なシーンを高画質に写せます。動画撮影時には、なめらかでスムーズにピント合わせ。高精度な手ブレ補正機構をはじめ、先進テクノロジーの数々を凝縮しています。 

キヤノン:EOS Kiss X9|おすすめレンズ・アクセサリー

 EOS Kiss シリーズは、カメラ本体には手ぶれ補正は搭載されていません。レンズに搭載されているイメージスタビライザーにより手ぶれ補正を行います。さらにSTMというのは、静音機能がついたタイプでズーム時のモータ音が小さいのが特徴。

EOS Kiss X7についていたキットレンズは、EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM。ほとんど一緒ですが、広角側のF値がF3.5と、X7のキットレンズのほうがいいじゃないか!とおもったら...。

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キヤノン:EOS Kiss X9|おすすめレンズ・アクセサリーより

 

なんと約1cm以上小さくなってます。最大径も小型化しており、X7より重くなった分を十分カバーしていますね。

X7は、ソフトでISO値を最大25600の感度を実現していたのに対し、X9は標準でISO 25600を実現。なので、標準ズームのF値が一段低くなっても、ボディでカバーしていることになります。

 

高倍率ズーム EF-S55-250mm

つぎにダブルズームキットの高倍率側、55-250mmのほうはというとX9に付くのは、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM。

手ブレ補正機構を搭載した、小型・軽量サイズで使い勝手のいい望遠ズームレンズ。 新タイプの6群ズームとステッピングモーターによる新設計のフォーカス機構により、スムーズで高い静粛性の動画AFが可能です。最短撮影距離は0.85m。フォーカス時に前玉枠が回転せず、偏光フィルターなどの操作も快適に行えます。また、UDレンズの色収差補正により、ズーム全域での高画質を実現しています。

キヤノン:EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM|概要

 

X7のダブルズームレンズキットで付いていた高倍率ズームレンズは、EF-S55-250mm F4-5.6 IS II。 

すでにSTMじゃないところで旧世代でしたー(泣)。

撮影時のオートフォーカスをより静かでスムーズにするステッピングモーター。動画サーボAF搭載のカメラと組み合せることで、さらに快適な動画撮影を可能にします。

キヤノン:EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM|概要

STMの機能は、EOS Kissで動画を撮るときに威力を発揮します。このズームレンズで動画を撮ると、ピント合わせのモーター音「ウィ~んウィ~ん」ってのがずっと入っています。特に動くものを追いかけていると、常にピントを合わそうとしてモータが回るし、気になる音は気になりだすとどんどん気になる..。

 

光学系には、10 群12 枚(UD レンズ1 枚)から12群15枚(UD レンズ1 枚)へ進化していることもあり、最短撮影距離が1.1mから0.85mまで短縮しています。

 

どっちのズームレンズもすごいが、でもお高いんでしょ?

ダブルズームキットとして販売しているこれらズームレンズですが、当然単品としても買えます。単体の値段を調べてみました。

 

 

 

X7のEF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM は15,000円弱。そしてEF-S55-250mm F4-5.6 IS IIは、17,000円弱でした。

 

X9のキットレンズは以下です。

 

EF-S18-55mm F4-5.6 IS STMは、実売価格¥18,980、EF-S55-250mm F4-5.6 IS STMは¥16,100。

X7時代のキットレンズと単体レベルではほぼ値段は変わらないですね。

 

X9本体とX9ダブルズームレンズキットの価格は

最後にEOS Kiss X9ボディ単体とダブルズームキットの価格の比較です。

EOS Kiss X9ボディ単体は¥52,000、ダブルズームレンズキットの価格は¥69,000

ズームレンズ1本分ぐらいの値段を出せばダブルズームになるわけですね。。。

 

EOS Kiss X9はやっぱりダブルズームキット...

総評すると、EOS Kiss X9で付く標準ズームはコンパクトになったことで、X7の最軽量サイズに匹敵するようになります。また、光学的にも進化している。高倍率ズームのほうは、STMな点ですでにほしい一品。こちらもまた光学的にも進歩が見られる。

ゆえにどちらのズームレンズも新調しても無駄じゃないし、ダブルズームキットを買えば1本タダ同然の値段になるので、さらにお得...。

 

悩ましい...。悩ましいかぎりです。

※8月に値段を更新しました。

 

最後に

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