前回自宅でトリミングするときに必要なものとして、まずはバリカンについてご紹介しました。
ペットを自宅トリミングするときのおすすめペット用バリカンがこちら。 - 黒シュナ・エマの日記
バリカンよりピンきりなのが、シザーです。
これは1万円ほどするシザーですが、プロ仕様ともなると 10万近くするのはザラみたいです。
が、毎日何匹もの動物の毛を切っているわけじゃない一般家庭で、そこまでこだわっても仕方ないですよね。
普通の家庭用のシザーはいくらぐらいのものなのでしょうか。
シザーにも実はいろいろ...
シザー(ハサミ)にも、実はいくつか種類がありまして、
- 被毛をカットするもの・・・シザー
- いわゆるすきバサミ・・・セニング
に大別できます。
写真は、左からカットシザー、セニング、ミニシザー。
シザーにも、刃の形状で剣刃やはまぐり刃などありますが、とりあえず、持っておきたいのは主に足回りで使用するカット用のシザーと顔周りや耳など細かなところで使用するミニシザーです。
カットシザーは、刃渡り8cm以上のもの、
ミニシザーは、刃渡り5cm程度ですね。
シザーを一本にしたい場合、上記刃渡りの中間を取るのもいいですが、顔周りをカットするにはちょっとコワイかも。
材質は、ステンレスが主流なようですが、高いものはコバルト製のものもあります。
セニングは、人間と同じように髪をすく(毛量調整)で使用しますが、ミニチュアシュナウザーの場合は、毛量調整というより、バリカンでカットした胴回りから飾り毛に変わる被毛の段差をぼかすのに使います。
だいたい40目程度のものが使いやすいようです。
いろいろあって大変ですが
シザーは職人ワザというかなんというか、刃物なのでほんとにピンきりなんですよね。
いいものは、確かにいいんでしょう(きっと)。
1本から個別に売っているものもありますが、そうではなくて、ペットトリミング用などでセットで売っているものから試されることをオススメします。
うちでは、カットシザー、ミニシザー、セニングがセットになって1万円ぐらいのものを使用していますが、問題なく使えています。