今年の年末年始、姫路城にいってきました。王道の大手門~三の丸広場~天守閣じゃないルートで見てみると、平成の保存修理で着飾っていない昔ながらの外郭が見れて、なかなかノスタルジックでした。
今回のルートは、姫路城(天守閣)の南西にある車門跡あたりから城壁のなかを北上し、千姫の小径をあるきつつ、姫山公園を横切って、姫路城の東側に回るというコース。
船場川を渡るところで、鳩とすれ違ったので記念撮影。
車門です。一応世界文化遺産姫路城の一角ではありますが、案内板が1つあるだけで、何一つ誰一人なしという寂れた感じがいいですね。
車門跡から北上します。このあたりは石垣ではなく土塁です。
市之橋門跡あたりから好古園側に向かって。
市之橋門跡からは船場川沿いに歩きます。この通りは千姫の小径(こみち)っていうらしい。
内濠沿いに、西の丸の櫓が見えています。
城の名前にもなっている、しらさぎがいました。
姫山公園は、ほとんど以前のままですね。うっそうとした草木が茂る城壁もそのまま(写真右手)。
姫路神社境内。姫山(公園)は、姫路城建立前から歴史がある場所らしいですが、姫路神社は、明治の廃藩置県により東京へ移住する酒井家を慕って建立したようです。というわけで、八幡神を祀る八幡社や、道真公を祀る天神社とは社格がちがいますね。
喜斎門跡あたりからの撮影。ようやく大天守を見ることができました。
喜斎門跡から少し進むと、大天守全貌が見えるようになります。実はこのあたりは人があまり来ないので、姫路城大天守を落ち着いて取れる撮影スポットだそうです。
最後に、姫路城じゃないですが、姫山公園に隣接している姫路市立美術館です。
休館日なので入れませんでしたが、威厳のある立派な建物ですよね。旧陸軍の倉庫だったものを再生利用しています。
美術館から南下して城見台近辺で、やけにくつろいだネコにゃんを見つけました。
城周辺はほんとネコが多くて、世界遺産の観光地となってものどかですねー。