黒シュナ・エマの日記

2014年3月31日生まれの黒ミニチュアシュナウザーエマとその家族の日記です

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インスタ映え的に最強と思われる姫路城

最強の城 シリーズ 第2段、姫路城です。

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きっと姫路城は番組でも出てくるでしょう。

別名白鷺城(はくろじょう、しらさぎじょう)と呼ばれ日本100名城はもちろんのこと、1993年にユネスコ世界遺産にも登録されている、美しさで最強、5重6階の現存する日本最大の天守の城です。

戦国時代からあった姫路城

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NHK大河ドラマでも有名な、黒田孝高(官兵衛・如水)が城主になった時期もありましたが、その当時はこんな風光明媚な城ではありませんでした。

 

官兵衛が秀吉に仕えるようになり、秀吉が中国攻めで播磨に入った際、官兵衛は姫路城を秀吉に譲ります。すると秀吉は、その時の習わしである石垣での囲い、天守の建築を行い、名前を姫路城とした、と伝えられてます。

その頃の天守は3層でした。

 

5重6層7階の日本最大規模の天守 姫路城

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いまの天守の出で立ちとなったのは、1600年関ヶ原の功績で入場した池田輝政による慶長の大改築によるものだそうです。

 

9年掛けて立派にした大天守ですが、あとを継いだ池田光政が幼少であるということから池田氏鳥取へ転封、かわりに入ってきたのが本多忠政でした。

忠政の子、忠刻に嫁いだのは家康の孫、あの大阪夏の陣で落城する大阪城から救出された千姫です。

千姫の化粧料をもとに西の丸が整備され、現在のはばたく白鷺の形が完成したといわれています。

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なお千姫は、大阪城落城の際、処刑されそうになった豊臣秀頼の子、天秀尼を養女とすることで命を救います。

この天秀尼は、鎌倉の駆け込み寺「東慶寺」の20世住持です。 

schnauzer-emma.hatenablog.com

 また千姫自身も、東慶寺の伽藍の再建を行います。なんだかゆかりのある人として親近感がわきますね。

 

最後に

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平成大改修を経て、まっしろになった姫路城。

数十年前のすすがかった姫路城も侘び寂びがあってよかったですが、さらに第二次世界大戦時には、砲弾で瓦はぶっとんでるわ、天守は傾いているわ、で悲惨な状況だったそうです。

それでも有志が保存して修繕してくれたからこそ、いまのように歴史を残してるんですね。ありがたいことです。