アメリカドラマは、もっぱらできるだけ安くまとめてみたい派なんですが、いまハマっているMR.ROBOTは、ナウオンセール(タダですけど)中のドラマです。
MR.ROBOTはどんなドラマか
主人公のエリオットは、ITセキュリティ会社に働くエンジニア。
裏の顔は、サイトやSNSのアカウントをハッキングして個人データを貯めこみ、なにか不正を見つけると警察にタレコミしたりする小粒ハッカー。
そんな小物が巨大企業を相手にするハッキング集団に取り込まれる、が、身の回りに起こるいろんな断片的なイベントをつなぎ合わせていくと。。。
というストーリーwww
リアルなハッキング物ドラマ
ハッキング(クラッキング)については、いろんな映画の題材にされて来ましたが、だいたいは夢物語的・魔法みたいなツールがあるからこそデキる、的なストーリーなのでおもしろいとはおもいませんでしたが、このドラマはかなりリアルです。映画の尺にとらわれない地味なハッキングの仕込みとか表現できるから、なのかもしれませんけど、まぁ、見てください。おもしろいですよ。
MR.ROBOTのトリビア
このドラマ、毎回の題名がすべてネットスラングなんです。好きな人はわかりますよね。外国ドラマ、映画の日本語訳の弊害「あるある」なんですけど、MR.ROBOTもそうです。
エピソード1の表題は「やぁ、君」。
なんのこっちゃ、ですよね。原題は「Hello Friend」。
これ、実は匿名掲示板などにはじめて投稿する際の常套句なんです。
2話目の「1かゼロか」は、日本語にすると「イチかバチか」って気合いの題名っぽいですが、オリジナルは「Ones and Zeros」。複数形に注目です。
これはコンピュータでよく表現される2進数。0と1の数字の羅列のことです。
4話目「デーモン」は、「Daemon」で、コンピュータの常駐プロセスのことです。
悪魔か?と思ったあなた、悪魔は「Demon」なので間違いですよ。
5話目「弱点」なんて、ちょっと意味不明すぎです。
原題の「exploit」で「弱点を付く攻撃」の意味合いですね。エピソード中も、弱さを攻めるということを言及しています。
ちなみに主人公のエリオットは、ハリウッド映画「ナイトミュージアム」シリーズでアクメンラー役の人です。
2019年1月追記:
大ヒット映画「ボヘミアンラプソディ」のラミ・マレックですよ!!!
毎週水曜配信のMR.ROBOT
ともかく、リアルさを醸し出しつつ、ぶつくさいいながら自己解決していくハッカーの行く末が気になって、水曜が待ちどおしい限りです。
プライムビデオで配信中なので、アマゾンプライム会員なら只見です。みなさんも、観て見てみて。