黒シュナ・エマの日記

2014年3月31日生まれの黒ミニチュアシュナウザーエマとその家族の日記です

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ミニチュアシュナウザーをしつけるコツ(おて・おかわり・まて・よし・ふせ)

ミニチュアシュナウザーって、頭が良くて家族に対して愛情深く、家庭犬でもっとも人気のあるテリア種(ミニチュア・シュナウザー - Wikipedia)だそうで(;・∀・)

エマがうちに来た当初は、いろんなワザを教えようと思ってました。

でもいろいろ感けてしまいあまり実現してませんが、少ない経験のなかで、躾について気付いたことなんかをまとめておきたいとおもいます。

犬にしつけを教えるための大切なこと

一説にはミニチュアシュナウザーは5歳程度の知能をもつ、と言われている(出典不明)こともあるのか、お手・おかわりはなんと1日で覚えました。

 

でも、ミニチュアシュナウザーが頭がいいというだけではなく、教えるに当って有効なコツは確かにあって、それを実践するのとしないのとでは大違いだというのは実感しました。闇雲に教えようとしても、犬にはなんにも伝わりません。 

しつけ(躾)の基本は、犬の行動理論を知ること

行動理論なんて難しそうなこと言ってますが、要するに犬の気持ちになろうっていう意味です。 

言葉が理解できないばかりか、必要性も感じていない状態の犬に対して、いくらお座りやお手を連呼してもマスターできるわけがなく、犬が自然と出来た動作が飼い主に喜んでもらえるしぐさなんだ、と気付かせるのが肝心なんだ、と、とあるトレーナーさんは言ってました。 

躾には基本と応用がある

いろんなしつけがありますが、なにから初めていいか、迷いますよね。犬にしてみても、なにから初めてもいい、というわけではないようです。

メジャーな「おすわり」や「待て」は基本。「ごろん」とか「バーン」といって倒れるのは、基本姿勢から移るので、いわば応用編になります。 

「お手」も、「おすわり」や「待て」をマスターしてからだと、とっても覚えるのが速かったですよ。 

最初は「おすわり」から

犬のおしりを手で押し込んで「おすわり」、「お・す・わ・りっ」ってやりがちですが、これは犬にしてみれば、「なんやねん(#゚Д゚) 」となるだけです。 

コツは、普通に対峙した状態で顔におやつなどを近づけ、見上げさせます。

そのまま手をどんどん後ろ(背中)へ移動させると、顔で追っていくうちにしゃがむ姿勢(おすわりの姿勢)になるはず。 

しゃがんだら、すかさず「おすわり」といっておやつをあげます。その時、間髪入れず「おすわり」といっておやつをあげるのがポイントです。 

ワンちゃんは、その記憶特性的に、時間が経った行動と、そのご褒美の紐付きができなくなるそうで、自分がしたことと、いいことがある(おやつをもらえたり)ということを紐付けるために、素早く声がけとご褒美をしてあげる必要があるとのこと。

この点は、躾全般に言えることですね。 

次に「ふせ」を覚えてもらおう

伏せは、反対におやつを床につけるようにします。すると、手足を伸ばして伏せてきますので、「ふせ」→「おやつ」で、いけました。 

でも、たまに歩いてきて顔を近づけるという横着をします。まだまだです。 

ちょっとむずかしい「待て・よし」

「待て」は、その命令の解除である「よし」と同時進行です。おやつの時間に、「まて」「よし」連呼を最初は間髪入れずに、そのうちだんだん離していうようにすれば、すんなりマスターしました。 

練習中は、傍から見ていると「なんだそりゃ」となるような構図ですが、気にしてられません。 

「待て」という掛け声の後に、必ず良いことがある、と記憶させることに成功させると、いつまでも待ち続けます(´;ω;`)。

この「待て」ですが、最初はおやつ時間がいいとおもいます。最初朝や晩のご飯でおぼえさせようとしましたが、「たべたいーーー!」「なんでガードすんのーーー!」って必死な戦いになるので諦めました。

お手・おかわり

こちらも、昔からのしつけ方法が浸透していますが、ほんとうは違うってやつです。

最初やった方法は、単に犬の手を取って「おて」、「これが『お・て』」 っていう、古来からある方法ですが、何回言っても、なーんも理解してくれませんでした。 

どうやったかというと、「おすわり」させた状態で、おやつを手に握り、拳を突き出すだけ。 

すると、犬は前足でその拳を「カリカリ」してきます。そのときすかさず「お手」といって、手を広げておやつをあげます。おかわりは反対の手で、同じことをやるだけです。

それまでは全然ダメだったのですが、これで一発マスターでした。

ほんとこの方法は、目からうろこです。

エマは、昔から前足使うことが多いので、(自分で引き出しを開けるエマ 黒シュナ・エマ 自分でおもちゃ箱を開ける - YouTube ) すぐ「カリカリ」してきましたが、そうでない子の場合は、前足のかかとあたりを、こちょこちょやるのもいいそうです。 

前足が拳にかかったら、手を開いておやつを見せる(あげる)ことを繰り返すと、そのうち手を出すようになるんだそうです。 

実は心配なのが、「お手」って左右決まってるのかどうか...。僕が右手から「お手」で始めてしまったので、エマからいうと左手をだすのが、「お手」になってるんですけど、、、大丈夫かな。。。

最後に

トレーナーさんやら書籍で見聞きした躾テクニックを自分なりに解釈して、やってみたものを幾つか上げてみましたが、いかがでしょうか。

列記したのはすべておやつバージョンですが、その場合、いずれ褒めるだけにシフトしていかないと、おやつのニオイがないときにやらなくなるかもしれませんので、気をつけて下さいね。 

また、ごはんの前に上のトレーニングをやるのはNGです。お腹空き過ぎのときは、必至なのでむちゃくちゃになります。「おて・おかわり同時の、拝み姿勢」とか。

最初は、楽しい遊び間隔で、おやつを上げながらしつけるのがいいかとおもいますよ。お試しあれ。