熊本、広島、岡山、大阪、北海道 などなどここ2年ほどの自然災害は、すぐ思い出せるだけでもすごい数です。予期せぬ避難所生活も、意識しておかないと想定外だったなんて言えないかも。。。
そんななか、環境省から、災害時におけるペットの救護対策ガイドラインが公開されましたので、内容をピックアップしつつご紹介します。
ペットのしつけと健康管理
しつけは日頃からの定着が重要です。
ミニチュアシュナウザーをしつけるコツ(おて・おかわり・まて・よし・ふせ) - 黒シュナ・エマの日記
- 「まて」「おいで」「おすわり」などの基本的なしつけをおこなう
- ケージ等の中に入ることを慣らしておく
- 不必要に吠えないようにする
- 人や他のどうぶつを怖がったり攻撃的にならないようにする
- 決められた場所で排泄ができる
- 狂犬病などの各種ワクチン接種
- 犬フィラリア症などの寄生虫予防駆除
- 不妊・去勢手術
ケージやキャリーケースは、普段からなれさせないといやがって入らない子もいると聞きます。でも広い部屋より以外と狭いキャリーケースは落ち着くようで、エマはなにかあったらケージに入ることも。。
移動用のこんな便利キャリーケースもあります。
迷子になったときに有効なのは鑑札札・マイクロチップ
またペットが迷子にならない対策としてマイクロチップを装着してAIPOに登録するというのもガイドされてました。
うちのエマも鑑札は首輪につけていますが、首輪は外に出るときにつけているので、緊急時にそんな余裕があるかどうか。やっぱりマイクロチップは有効なんですかね。
災害用ではないですが、マイクロチップを識別して近づいたら自動で蓋が開くフードボウルも出ていました。技術の進化はすごい。。。
ペット用の災害備蓄品と持ち出し品例
人間の避難グッズはよく話題にあがりますが、ペットの避難グッズはなかなか。人間のもので代用できるものもありますが、東日本大震災ではペット用品搬送者は緊急車両としてみとめられず、途中で止められたというお話もありますので、普段から蓄えておくと安心ですね。
優先順位1常備品
- 療法食、薬
- フード、水(5~7日分)
- 予備の首輪、リード※のびないやつ
- 食器
- ガムテープ(ケージの補修等で活躍)
- 飼い主の連絡先、飼い主以外の緊急預かり先情報
- ペットの写真
- ワクチン接種情報等かかりつけ動物病院情報
優先順位2ペット用品
- ペットシーツ
- 排泄物ぶくろ、その他トイレ用品
- タオル、ブラシ
- おもちゃ
- 洗濯ネット(ねこのばあい)
さいごに
ひとまず準備編的な情報をサマリーして掲載しました。
本家はこちらからご確認ください。
資料には、災害発生後の避難所生活での参考になる写真や情報も載っています。避難所のなかは経験しないとわからないので、こういう情報も一例として知っておくと、もしものときに役立つとおもいますよ。