夏の風物詩ともいえる「かき氷」ですが、いまでは年中食べられるスイーツとして定着しています。
それもこれも、ふわふわの天然氷かき氷が流行りだしてからじゃないでしょうか。これから計画する行楽に向けて、とっておきのかき氷店をご紹介します。
夏の暑い時だけじゃない天然氷のかき氷
今年のような猛暑・酷暑と呼ばれる暑い夏こそ、無性にかき氷が食べたくなります。
そしてそれが天然氷でできたふわふわのかき氷だったらなおさら。
天然氷のかき氷はたぶん日光の天然氷が脚光を浴びて全国にひろまったんじゃないかとおもいますが(想像)、今では通年通して販売されているんです。
誰しも欲しがる激混みの真夏から少しはずして、秋の紅葉シーズンなどに落ち着いて食べるふわふわかき氷も乙なものですよ。
天然氷とは
世の中には、普通の氷の他に純水を工場で凍らした純氷と自然の温度で凍らせた天然氷があるそうです。
天然氷は、寒すぎて一気に氷ができてもだめ、雪が降ったら雪かきをし、1日1cm丁寧に自然の気候で育てるというありがたい氷なんです。
ちなみに、天然氷のかき氷だから頭がキーンとしない、というのは都市伝説だそうで、天然氷といえどガリガリに削った氷なら頭痛は起きるとのこと。キーンとしない秘訣は、あのふわふわに削られた氷だからなんだそうです。
秩父・長瀞で有名な阿左美冷蔵
阿左美冷蔵は、創業130年の老舗製氷業者で、1992年にかき氷をオープンさせました。
金崎本店です。
寶登山神社(ほどさんじんじゃ)の山道にある寶登山道店です。
どちらも超人気店のため、ハイシーズンは数時間待ちとなる長蛇の列になりますが、年中やってますので、夏を外すと待ち時間は激減します。
穴場の天然氷のかき氷を満喫
酷暑と言われる今年の夏に、さすがに数時間待つというのは命がけかもしれません。
そんな場合は、阿左美冷蔵宝登山道店よりさらに宝登山神社よりにある「うるし工房やました」が穴場です。
製氷業者じゃないですが、れっきとした天然氷を仕入れて、ふわふわのかき氷を出してくれて価格もすこしリーズナブルです。
見た目はかなりのボリュームですが、ふわふわのかき氷なのでサクッと食べられます。
天然氷のかき氷は、やっぱりこの自家製黒蜜シロップがおすすめですよ!