ある日突然うちのエアコンが冷風を出さなくなってしまいまして、買い換える羽目になりました(泣)
痛い臨時出費に泣いていたわけですが、あとで「火災保険で家財が補償されることを忘れてませんか?」的な記事を読み、半信半疑で契約している火災保険の事故担当へ連絡したところ、なんと補償されました!やた!
photo credit: Dick Thomas Johnson Air Conditioner via photopin (license)
火災保険の建物・家財に関する補償
火災保険に加入する際、一般的に「建物のみ補償」、「家財のみ補償」、「建物と家財両方の補償」を選ぶことになります。
ボヤ程度の火災の場合、建物の修繕より家財の被害損額のほうが大きくなるため、家財補償があるんだそうです。
火災で建物が焼けたり壊れたりするのは火災保険の補償範囲で、火災保険に付帯している家財補償が補償範囲、というわけ。
そもそも家財、建物は保険的にはどのように分類されるのか、というと
- 家財:タンス・机などの家具、テレビ・冷蔵庫・洗濯機・パソコンなどの家電、衣服など
- 建物:エアコン、給湯器、IHコンロ、ガス台
結果、普通に火災保険の基本範囲内でエアコンが対象だったわけですなwww
ただし、補償されるのは火災発生時が条件というのが、昔ながらの火災保険、今風の保険は火災じゃなくても補償するってのが新しいんだそうです。
なお、経年劣化による自然故障(破損)は補償対象外だそうです。
補償を得るには、証拠が必要
当然、持ち主の言い分だけで保険金が降りるわけではなく、基本的には保険屋が受け付けて査定担当が出てき、査定するそうです。
本来は故障している現物を確認して「補償範囲か」の判断をするそうです。
そんなことをまったくしらないうちはすでに買い替えたあとでした(泣)
新しいエアコンを眺めながら「もう新しいのが壁にあるんですけど、これじゃあもうだめですか(哀)?」と聞くと、なんでもどこかで故障の原因などを診断している結果があればいいとのこと。
...
・・・
!
唐突に熱風だしてくるエアコンをサポートセンターへ電話してオンサイトでチェックしてもらったんです!
そのことを伝えると、連絡先とか担当者とか日付とか、保険屋から確認できる情報なんでもおしえろといわれたので、一通り教えたのでした。
そして、切った電話でサポセンへもう一度電話し、保険屋から照会が入るので、事実を伝えてくれ、と「そんなのわすれた」とか言ってくれるな、と念を押したのでした。
結果は...
祝 補償対象!!
意図せずでしたが、サポセンに診断結果が残っており補償対象になることができました。よかったー。自己判断で買い替えてたら、なんにもなりませんでした。みなさんも気をつけてくださいね。
台風・大雨で屋根が破損したら補償対象
photo credit: Douglas Pfeiffer Cardoso Pássaro no Telhado via photopin (license)
上述したのはちょっと特殊な例な気がしますが、ケースとしてありえるのが台風などの暴風雨で壊れた屋根や壁が火災保険で直せるということ。
火災保険という名前から忘れてしまいがちですが、風災や水災、落雷などの自然災害は火災保険の対象なんです。
さらに、屋根が破損しなくても雨漏りしたとか、自然災害が原因となる被害であれば補償してくれます。
ここで、『「経年劣化による故障(破損)」は対象外なんじゃ...』と気づいた方、鋭い。確かに、経年劣化による破損は対象外で、生まれたときから風雨にさらされ続けている屋根からの雨漏りって経年劣化が原因っぽいですよね。
でもそれを判断するのはあなたでもリフォーム屋さんでもなく、保険屋さんですから。身近にある家電よりも素人判断をできる領域じゃないですし、単に古ぼけているかどうか、じゃなくてさまざまな条件があるみたいです。
実際に建ててから期間が経ってるのに保険対象になるケースがあるそうですよ。気になっている人は保険の事故担当へ連絡してみてくださいね。
査定するのはタダですから。
補償内容を見直したり掛け金を見直すべき火災保険
加入したらそのままにしてしまいがちな保険のなかで、見直しが行われていないNo.1が火災保険だそうです。
通常、保険は付帯をつければ保険料はその分あがるものですが、火災保険自体を見直してみれば付帯をつけても、逆に数万円戻ってくるということが最近起きているそうです。
いくつもの補償内容と保険料を一括で比較することでいろいろわかってきますよ。