僕達が子供の頃と違って、いまではスマホに代表されるハイエンドデバイスは当たり前の世界です。
うちでも上の子が幼児だったころ、おもちゃでケータイが出てきて「時代は変わったな―。」と思ってましたが、下の子が2~3歳のころには、街の写真ディスプレイを見るとスワイプしようとしてました(それ液晶じゃないから)。
そんなハイエンドデバイスに対する親含む大人の子供に対するイメージは、これまでなかったものだからか、マイナスイメージが強いように思います。
でも、かつてはテレビも「電磁波でガンになる。」とかいう理由で、視聴制限されていました(ブラウン管の時代です。真意のほどは定かではありませんが)。
でも、そんな理由じゃ子供には響かないし、かと言って取っ払うわけにも行きません。
ハイエンドデバイスも、良い点も当然あるわけで、単なる悪者扱いするのは時代に逆行しているようにおもいます。
まずは大人が、子供へのいい意味でも悪い意味においても、影響を把握する必要があるのではないかとおもいます。
本記事は、マーケティング会社Ghergichのインフォグラフィックを元にしています。
1日7時間メディア漬けの子どもたち
スマホやパソコンだけでなく、テレビを含むメディアに接している平均時間は7時間。日本で女子高生のスマホ時間が1日7時間 というニュースもありましたが、
インフォグラフィックスで表してるのは、もうすこし弱年齢対象、且つテレビも含んでいます。
一般的な子供にとってのメディアデバイスのウワサ
子供達がスマホのようなデバイスを使用するとき、以下の様なことを言われているかとおもいます。
- スマホを使うのは、子供の知育体験によろしくない
- 画面をタッチさせるインタラクティブな操作は、子供の教育に有益
- スマホによるコミュニケーションは、子供の社会学習に有害
- 親の携帯電話の使用状況は、子供に影響はあたえない
いろいろ言われていますが、子供のスマホ使用時間などをしっかりと管理してあげることで子供はスマホの有益な部分を享受することができるようです。
メディアを使用することの長所
USのアプリによる学習実験(3~7歳、2週間)ですが、確かに効果はあるようです。
ボキャブラリー(語彙)のカテゴリーでは、3歳ではさすがに言語能力自体の問題もあるようですが、5~7歳になると20%も向上している結果が出ています。
過度にメディアを使用することの短所
一般的に、このようなメディアを見続けている子供、とりわけ小学生時期に2時間以上ゲームをしていると注意力不足になる確立が67%になるという統計もあるようです。
では親たちはどのように気をつければいいか?
上述した長所短所を踏まえ、子供を持つ親たちが気をつけるべきことがまとめられています。
- テレビ、パソコン、スマホ、ゲームは子ども部屋には置かない。
- 食事のときは、テレビは消す
- 一日 1~2時間を使用時間の上限にしましょう
最後に
いつの時代も、社会にインパクトを与えるような品は、使い方を間違えるととんでもないことを引き起こします。
スマホやLINEにしても、中高生にとって大変な時代だな~、とかわいそうに思うほどです。
ですがそんな品々も産まれてきた意味があるはず。それを汲み取って上手く使うことを考えていきたいですね。