先日狂犬病ワクチンを打った際に、マイクロチップのパンフレットをもらいました。
通常ペットを飼う際に市町村に登録すると鑑札をもらいますが、いまマイクロチップを注入している人が増えているそうです。ぼくは今回で初めて知りましたが、マイクロチップって一体どんなものなんでしょう?
マイクロチップってなんなのか
いちおうペットを飼うときは市町村に届け出をすることが法律で義務付けられています。
届け出をすると鑑札がもらえますが、その代わりになるのがマイクロチップです。
マイクロチップには日本獣医師会が管理している15桁のユニークIDが割り振られています。
一応権威のあるところの管理運営なので、怪しさは遠のきましたが、じゃあどれだけ普及しているのかと、調べたところ環境省の2011年の統計情報では全体の10%に満たない数でした。
でも、2011年は東日本大震災の年です。通常鑑札は首輪やリードに着けていることが多いため、鑑札が付いてない状態ではぐれてしまったペットが多かったことで、マイクロチップが脚光を浴びたようでした。
今では普及率は伸びていることが予想できます。
マイクロチップの大きさとか形とか
マイクロチップは、直径2mm、長さ8~12mmの円筒形をしていて、内部はIC、コンデンサ、電極コイル(アンテナ)、外部は生体適合ガラスで覆われています。
環境省のHPにも写真がありますが、ボールペンのペン先みたいなサイズ・形です。
環境省_マイクロチップをいれていますか? [動物の愛護と適切な管理]
マイクロチップを読み取るには、専用の読み取り機が必要ですが、動物保護センターや保健所、動物病院にも配備されているそうです。
マイクロチップはペットに安全なのか
テレビとかで野生動物に付けてるようなGPS発信機のようなものではなく、読み取り機が発する電波に呼応してIDを発信する仕組みなので電池は不要。
耐久年数は30年ほどと言われているので、通常一生涯入れ替えることもないようです。
犬や猫の場合は、首の後のよくのびる皮下に、専用の注射器のようなもので注入するのが一般的。痛みは通常の注射と同じ程度らしく、注入後も正常な状態だと体内を移動するようなこともないとのこと。
これらから、安心・安全であることはわかりました。
環境省のHPでも、いままで故障や破損の報告はない、らしい、がいつの情報かは書いてない。
同じページにパンフのリンクがありましたが、こちらは平成24年製でした。
確かによさげ、でもお高いんでしょ?
数千円から1万円ぐらい、らしいです。ネットの情報ですが。
マイクロチップの注入は獣医療行為なので獣医師によって注入されます。
動物の処方代は動物病院によってマチマチなので、具体的な値段を知りたいなら、近くの動物のお医者さんに確認したほうが確実ですね。
あと処方代とは別に日本獣医師会監修のデータベースに登録する必要があります。登録料は1000円。
これは、市町村によって補助が出るところもあるようです。
最後に
南海トラフとか首都圏直下型とか、やな話が多いこのごろなので、マイクロチップは
あったほうがいいのでしょうけど、ちょっと足踏みしちゃいますね。。
またの機会に、って感じかな。。うちは。