黒シュナ・エマの日記

2014年3月31日生まれの黒ミニチュアシュナウザーエマとその家族の日記です

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そのスマホ、まさかウイルス対策してないの?

スマホで「バッテリーがウィルスに感染しました。」と表示されたら

で、お伝えしましたが、この『バッテリーがウイルスに感染。。。』というのは、単なるWeb広告で、本当のウイルスではないようです。

 

ですが、いまでもちょっと調べものするために、ちょっと買い物するためにGoogleやYahooで検索してリストされたホームページにアクセスしてますよね。そのホームページを見ただけで、ウィルスに感染するかもしれない時代になっているんですよ。

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怪しいソフトウェアは実行しない、はもう通用しない

一昔前の知識を持っている人の場合、コンピュータウィルスって、『なにか(実行形式の)ソフトウェアを実行したら、感染するやつでしょ?』って思われていますが、現在のマルウェアはそんな単純じゃないんです。

マルウェア?ウィルスじゃないの?

もともとウィルスという命名は、病気のウィルスのように「自ら増殖する」「害をおよぼす」動きをするアプリということから来ているそうですが、現在のものはもっと巧妙に、もっと細かく働きが分割されていて、簡単に「コンピュータウイルス」と見破ることができません。そのため、もっと広い意味で「悪い=マル」と「ソフトウェア」を掛け合わせた造語として「マルウェア」と呼ばれています。

以前は誰かのコンピュータウイルス感染が前提だった

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ウイルスを発見するウイルス対策ソフトは、簡単にいうとウイルスに感染して発症した事象を寄せ集め、「コンピュータウイルスって、こういう形(ファイルとか)をして、こんな害を及ぼす」ということをメーカーが研究し、以後同じ動きをする「ウイルス」を発見するというものでした。

 

いわば、先達の犠牲を前提にした「毒キノコ発見」みたいなもん。毒キノコを食べて中毒になる人がいてこそ、この「色」「味」「形」は毒キノコだよ、とわかって対策していたわけです。

現在は事後対策じゃ追い付かない数

現在のマルウェアは、そんなわかりやすいものではなく、前例の毒キノコでいうと「無味無臭」は当然ながら、自ら形を変えて(専門的にはポリモーフィックと呼びますが)潜入するものがほとんどで、しかも1分に数百種類という気が遠くなる数のマルウェアが世に生まれ出でているため、誰かの犠牲を充てにすることすらできません.

しかも動きが細かく巧妙で、さらに見つけづらい

さらに、動きも巧みで

  • 不正サイト(意図しないサイト)へ通信するだけのやつ
  • 潜んでいる間、形を変えるだけのやつ
  • 本気のマルウェア(暗号化して脅迫文表示するやつとか)を勝手にダウンロードするやつ

 など、細かく分担されています。一番目なんて、単に通信してるだけですからね。マルウェアの動きだけなく、接続先まで普通か不正か、確認する必要が出てくるわけです。

現在は怪しいホームページは見ない が正解

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ですので、ウイルス対策メーカとして御三家と呼ばれているマカフィーや、ノートンという名称で知られているシマンテック社のノートン セキュリティ トレンドマイクロ社のウイルスバスタークラウド 、さらには後発ですが今ではアンチウィルスメーカーの地位を確立しているカスペルスキー、ESETなど、どれもホームページの評価機能を取り入れています。

URL評価:シマンテック ノートンセキュリティの例

ホームページの評価とは、平たくいうとそのサイトの素行調査結果です。メーカーの独自研究がほとんどですが、いわば口コミ的な評価も取り入れ、総合的に不正サイトか安全サイトかを評価しています。

 

実は少し前、激安デジカメ購入サイト(不正サイト)が大量生産されました。「激安 デジカメ」などでGoogle検索すると上位にそのサイトが表示されていました。実害はわかってませんが、こういった不正サイトにマルウェアを仕込まれると、たまたま安いデジカメを買おうとしたユーザーが、マルウェアに感染してしまう可能性があるわけです。

 

今回「激安 デジカメ 本物保証」で検索した結果が以下の図です。当時のものと同じかどうかはわかりませんが...。

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赤枠で囲ってますが、検索表示されたサイトをノートンセキュリティが安全かそうでないかを評価しています。上からいうと、

  • 評価されていないサイト
  • (Yahoo知恵袋)で安全サイト
  • (価格com)で信頼サイト

と、アイコンが表示されていてこの先実際にクリックしてホームページを見ていいかどうかの指標になります。

ノートンセキュリティの公式サイト:ノートン セキュリティ

前述したマカフィーシマンテックノートン セキュリティ )、トレンドマイクロウイルスバスタークラウド )、カスペルスキー、ESET、どれがいいかと迷う前に、どれでもいいから導入すべきかとおもいます(いまウイルス対策ソフトを入れていないなら)。そして、見ようとするホームページが『はたして安全なサイトなのか?』をというのを必ずチェックし、マルウェアの侵入から防御するようにしてください。

まとめ

  • とにかくウィルス対策ソフトを導入する
  • 見ようとするホームページが信頼されるものかチェックする
  • ウイルス対策ソフトで、侵入しようとするマルウェアから防御する

最後に

前述のウイルス対策メーカはどれでもいい(いまインストールされていないなら)と伝えましたが、とはいってもお金がかかるものですし、それぞれ時期によってキャンペーンしてたりしますから、なにを選ぶかはお好みで。それぞれの公式ホームページを貼っておきます。 

マカフィー モバイルセキュリティ Android版

2017/01/14 追記

1月15日まで、ですが、マカフィーの3年版が特価販売してました。通常価格よりかなり激安です。家族のスマホやPCも台数無制限だし思わず買っちゃいました。