黒シュナ・エマの日記

2014年3月31日生まれの黒ミニチュアシュナウザーエマとその家族の日記です

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新任リーダーがチームを作るために必要な3つのこと

先日、とある研修インストラクターと、新たにマネージャーとしてチーム(部門)に赴任する場合などのチームビルディングについてディスカッションする機会がありました。その際になるほどなーと思う部分がありましたので、ご紹介します。

 

ミッションステートメントをチームで共有する

ミッションステートメントとは、自己宣言文とか言われたりしますが、組織においても作成されている宣言文です。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソンの「OurCredo」は、企業のミッションステートメントに関して、よく引き合いに出されるのでご存知の方も多いかと。

 

我が信条(Our Credo)

 

新たに赴任するからには、業務は同じだとしても、リーダーとしてまずミッションステートメントを掲げるべきなんだそうです。

 

「これまではどうだか知らんが、おれが来たからには~...」と言うかどうかは別として、そうすることでメンバーは心情的に新たなリーダーが来たと認識するから。

 

余談ですが、リーダーは自分の権限を確認しておくこと。勝手に判断、実行していると、うまく行ってるうちはいいですが、風向きが怪しくなるとハシゴを外されかねません。。。

  

メンバーと目標の共有を図るとき

よく「ベクトルを合わせる」という表現を使いますが、メンバーと方向性を合わせるときに気をつけることは、「完全に一致することなんてない。」ということだそうです。

 

一見バラバラに見えても、全体としてチーム推進の力になればよい。下の図のように。

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たまにいる、メンバーに対してプロセス(手順とか方法論とか)までチェックするのは、いわば矢印を完全一致させようとしている人だそうです。

 

そんなのは軍隊か大戦中の亡国のようなもので、ありえないからやめたほうがいい、そんなのかなりの労力がかかるし、できたとしてもメンバーが育たないので、チームビルディングになってないということでした。

 

トップメンバーを見つけ取り込む

どのチームにも、チームの方向性について理解を示す推進派のメンバーはいるとおもいます。図でいうと下向きの赤矢印のところにいる人ですね。

 

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メンバー全員じゃなく、まずはこのチャンピオンを取り込むことを考えるべき。

チャンプの周辺には彼に賛同する人が必ずいるので、そういう人達はチャンプに任せてしまうのが手っ取り早く、確実なんだそうです。

 

 

ボトムメンバーを全力でカバー

その他大勢はチャンプに任せるとして、リーダーの見せ所はボトムラインにいる人、チームの方向性に賛同しない人に注力するべきとのことでした。

 

ここを避けたがる新任マネージャーは多いらしいですが、なにもトップに持っていく必要はなく、中の下あたりに改善すればいいのがポイント。

 

他のメンバーは以前からその人の振る舞いを見ているので、その人の変化が与えるチームへの影響度はトップメンバーを取り込んだときの比じゃないそうです。

 

 

最後に

しかし、これまで上記の3つを肌で感じて、臨機応変にやりくりしてきた感がありますが、まとめるとこれだけ?って気もしますが...。

 

真実は常にシンプル

 

ってことで、あまり難しく考えないのもポイントなんですかね。